大沼公園の湖月橋

函館の北15kmくらいのところにある、大沼国定公園で2009年6月に写した写真です。左側の橋は湖月橋、右に見える橋は金波橋で、六つの島を順番に歩いて回ることができるようになっています。対岸の山は駒ヶ岳(1,131m)で現在でも白煙を上げている活火山です。
上の写真は大沼公園広場の大きな土産物店の屋上からの眺めです。観光シーズンではなかったため、閑散としていましたが、ほとんどの観光客が中国からのお客様のようでした。この写真の右側に映っている西大島には、「千の風になって」のモニュメントがあります。近くに別荘を所有されている作曲者の新井満氏が、この地でこの曲を作曲されたため作られたモニュメントとのことで、モニュメントの上に「千の風になって、名曲誕生の地、大沼国定公園」と書かれていました。

大沼公園から北西に20kmほどのところにある森町、濁川(にごりかわ)温泉の山の中に、北海道電力森地熱発電所があります。この発電所の出力は50MWと原子力発電所の20分の1程度ですが、地熱発電はクリーンエネルギーとして、最近見直しが進んでいるようです。

市街地から離れた山の中にありますが、事前に申し込めば見学も可能なようです。

温泉街から発電所までは、巨大なパイプで蒸気が送られているようでした。

(2010年2月13日)。

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