東京駅丸の内北口のドーム

「東京駅丸の内駅舎保存・復原工事」(総工費500億円)が5年半の工期を経て2012年10月に完成し、東京駅の雰囲気もずいぶん明るくなりました。特に印象的なのは丸の内北口と丸の内南口のドームです(上の写真は2013年1月に写した北口ドームです)。

2013年には駅の南側の東京中央郵便局があつた場所にKITTE MARUNOUCHIビルという高層ビルが開業しました。このビルの屋上庭園「KITTE GARDEN」から2015年1月に写したのが上の写真です。

東京駅の八重洲口側には2013年9月に「グランルーフ」という巨大なテントのような屋根ができました。屋根の下には長さ230メートル、幅が最大9メートルの通路ができました(上の写真は2014年9月に写しました)。

その結果八重洲側からみると東京駅はスポーツ施設のような感じになりました(2015年1月に写しました)。多分高いビルを建てると丸の内側の駅舎の見栄えが悪くなるという配慮があった気がします。また、高層ビルで壁ができると風の通りが悪くなりヒートアイランド現象が深刻化するため低い建物にしたという話を聞いたことがあります。ただ、八重洲側は駅を出ると昔のままの飲食店が多数残っていて、丸の内側がニューヨーク並の高層ビル街となったのとは対照的な感じです。丸の内側にお勤めの方によると、レストランの価格帯が丸の内側に比べて八重洲側はかなり低いため、ランチには頻繁に八重洲側に行かれるそうです(2015年2月8日)。

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