スーパーツリーとOCBCスカイウェイ

シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)を2016年9月に訪問したときに写した写真です。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは埋め立て地に建設された広さ約1㎢という巨大な公園です。主要な施設は、この写真のスーパーツリー・グローブ(Supertree Grove、高さが25m-50mのスーパーツリーが18本立っています。Groveは林という意味)、高さ38mのドーム型温室であるフラワー・ドーム(Flower Dome)、熱帯地域の山岳気候を再現した高さ35mのドーム型温室であるクラウド・フォレスト・ドーム(Cloud Forest Dome)の3つですが、公園内には多数の彫刻が配置されているのが特徴となっています。

写真に写っている空中の通路はOCBCスカイウェイです(OCBCはOverseas-Chinese Banking Corporationのことで、中国語では華僑銀行と呼ばれているシンガポールの地場3大銀行の1つで、この施設のスポンサーです)。地上22mの高さにあるため公園全体を見渡すことができますが、かなりスリリングな通路です。シンガポールを象徴する建物で、屋上にプールがあるマリーナ・ベイ・サンズ(Marina Bay Sands)も右側に見えます。魚眼レンズで写したため地面が傾斜して見えますがもちろん平らです。

スーパーツリーはコンクリート造りの幹の周りを鉄パイプでできた表皮で囲った構造となっていて、鉄パイプに組み込まれたプランター(植木鉢)に植えられた植物に覆われています。OCBCスカイウェイに上り下りする際に、エレベーターではなく階段を使うと、上の写真のようなプランターの構造を見ることができます。


OCBCスカイウェイからの眺めてすが、正面左寄りに見えるドームがクラウド・フォレスト・ドームで、左端にフラワー・ドームの一部が見えます。

上はフラワードーム内部にあった「旅行中の家族(La Famille de Voyageurs)」という彫刻です。ブルーノ・カタラノ(Bruno Catalano)というフランス人の彫刻家の作品なのでフランス語のタイトルが付いていますが、庭園内の彫刻などを紹介したたART AT THE GARDENというサイトによれば、この作品はチャンギ空港グループが寄贈したもので、楽しい思い出と共にシンガポールを旅立つ旅行者の、自分の一部を残しておきたいという願いをイメージ化したものだそうです。ちなみに、下半身が透明人間化したように見える体は鞄と左手で支えられています。

上の写真はクラウド・フォレスト・ドームの最上部にある食虫植物のコーナーですが、種類が多く、色彩も多様なのが驚きでした。

クラウド・フォレスト・ドームの中心になる山の部分ですが、クラウド(雲)フォレストと名付けられているように、霧状に散水されていて、山の中にいるようですが、歩道が突き出ていて、山の中に入ったり、空中から眺めたりすることができました(2018年4月29日)。

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