秋葉原駅のプラットホーム

JR秋葉原駅に左側から千葉行きの総武線各駅停車が入ってきたところです。撮影は2017年12月でした。いつ見てもすごい数の人が待っていて圧倒されます。左側に見える超高層ビルは日立製作所のオフィスや東京都立大学 秋葉原サテライトキャンパスなどがテナントとなっている秋葉原ダイビルです。天体観測などに使われて、上下左右180度が円形の画像の中に映る全周魚眼レンズで写したものです。

千葉行きの総武線各駅停車は1つ手前の御茶ノ水駅から神田川を渡って高架橋の上を走ってきます。上の写真は御茶ノ水駅のところにある聖橋(ひじりばし)から写したもので、かなり先の緑色の鉄橋(「松住町架道橋」という名前のようです)を秋葉原方面に向かって渡ろうとしているのが千葉行きの黄色い総武線各駅停車です。また左に写っているのが東京メトロ・丸ノ内線、右手前がオレンジ色の中央線快速です。ここに写っている東京行き(上り)中央線快速はこの先、総武線各駅停車の線路の下をくぐって右側の神田・東京方面に向かいます。丸ノ内線の赤い電車は2019年2月に導入された2000系です。2020年1月に撮影しましたが、3路線の電車が同時に写せるタイミングをつかむために、何度か訪問しました。

上の写真はお茶の水駅の近くにある神田明神(正面の鳥居の奥)の初詣を写したものです。2020年1月6日に写しましたが、ちょうどこの日は仕事始めだったため大変な人出で、前の道路は通行止めにされ、数百m先まで行列が続いていました。鳥居の左側にある2階建ての店舗が甘酒で有名な「天野屋」(創業は1846年と175年前)で、同店のサイトによれば、「「明神甘酒」は、当店の地下6mの天然の創業当時からの土室(むろ)より作り出される糀(こうじ)をもとに、さらに手を加えて生成し熟成を待って作り上げられたもの」だそうです。

お茶の水駅近くの神田淡路町にあるワテラス・タワー/アネックスのテラスには「翼(wing)」という鴻池朋子氏の、巨大な彫刻が設置されています。

お茶の水駅の神田川を挟んだ対岸には、徳川幕府が儒学の振興を図るために1690年に創建した「湯島聖堂」がありますが、内部はちょっと殺風景です。ただ、高さ4.57m、重さ約1.5トンの孔子銅像は一見の価値があります。この銅像は1975年に台湾の台北市ライオンズクラブから寄贈されたものですが孔子像としては世界最大だそうです(2021年2月28日)。

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