強風の「海ほたる」



2001年の元旦は、家族で千葉県・房総半島の最南端にある野島崎灯台に初日の出を見にいってきました。上の写真はその帰りに立ち寄った、海上パーキングエリア「海ほたる」から見た川崎側の眺めです。海上はるか遠くに見える白い塔は換気のためのもう一つの人工島です。その向こうにかすかに川崎の工場群も見えます。

行きは千葉経由のルートにしましたが、帰りは川崎と木更津を、5kmの橋と10kmのトンネルで結ぶ「東京湾アクアライン」を通って帰ってきました。「海ほたる」は木更津側から5km続く橋が終わり、海底トンネルが始まるところにある人口島で、見晴らしがすばらしく、ちょうど風速22mという強風だったこともあって、荒天の中を進む巨大フェリーに乗っているような感じでした。アクアライン部分の通行料金が4,000円から3,000円に昨年値下げされたため、高速料金の合計は千葉経由よりも100円高いだけで済みました。

「東京湾アクアライン」については、管理事務所のサイトhttp://www.aqua-line.com をご覧ください。「海ほたる」はミジンコの一種で、刺激を受けると光る「ウミホタル」から名付けられました。ウミホタルについてはhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~westerly/ に紹介されています。

夜中の2時半に東京を出発したときには曇り空で、日の出1時間くらい前にはパラパラと雨が降ってきて、絶望的かと思ったのですが、雲の切れ間から見事な「新世紀の夜明け」を見ることができました。

新世紀の夜明けということもあって、当日の野島崎灯台周辺は大変な人出でした。こちら側の空は曇っていることと、かみさんの後ろにも、たくさんの人がいることが分かると思います。この写真の日付にもご注目ください。

(2001年3月18日)。
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