プティット・フランスの水門

フランスとドイツの国境近くにあり、欧州議会もあるストラスブールで2001年7月に撮ったものです。右手に見える大聖堂はフランス有数のゴシック建築です。この一帯は、プティット・フランスと呼ばれる観光スポットで、下の写真のような土産物屋もあります。ストラスブールは、戦争のたびに、フランス領となったりドイツ領となったという不幸な歴史を持つ、アルザス地方の中心都市で、下の建物からも分かるように、ドイツ色が強く、街でもドイツ語がよく聞こえてきました。

これは、街の中心部にあるオテル・ギュータンベール(英語的に読むと、グーテンベルグ・ホテル)の窓から撮ったものですが、ドイツ的な街並であることが分かります。
アルザス地方は白ワインでも有名で、「ワイン街道」沿いにブドウ畑が拡がっています。ワイン街道は、ストラスブールのやや西にあり、南北に170km続いています。この写真はワイン街道のサン・イポリットという街の近くで撮ったものです。途中には、古都コルマールやシュバイツァーの生家がある、カイゼルベール(Kaysersberg、読み方が違っているかもしれません、というのは、この辺りの地名はドイツ語読みする場合とフランス語読みする場合が混ざっているためです)もあります。
これもワイン街道沿いのリックヴィール(Riquewihr、この読み方も自信がありません)という街で撮ったかみさんの写真で、周りはブドウ畑です(2002年5月31日)。
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