牧草地から見た尻屋崎灯台

尻屋崎は2005年に訪問しようとしたものの、岬につながる道のゲートが閉まる時間に間に合わなかったため、訪問できなかったことは、「下北半島の干し草ロール」で触れました。2009年6月に再度訪問しようとしたときには、朝8時に函館を出発する大間行きのフェリーに乗ったため、昼頃に尻屋崎に到着することができました。尻屋崎は本州最北東端に位置し、昔から難破岬と呼ばれるほどの難所で、この灯台は、明治9年に建設され、現在でも、レンガ造りの灯台としては、日本で最高の高さを誇るそうです。

灯台の周りは牧草地になっていて、寒立馬(かんだちめ)と呼ばれる、尻屋地区独自の農用馬が放牧されていました。下は、5頭ほど見かけた寒立馬のうち、二組の親子連れです。放し飼いの馬をすぐ近くで見ることができるというのは、なかなか印象的でした。ただ、牧草地を歩くときには、馬糞にも注意する必要があるようです。

行き帰りに干し草ロールの写真を写した場所を探したのですが、道路がずいぶん整備され、かなり開発も進んだためか、見つけることができませんでした。下の写真は、帰りに通りかかった野牛川にかかる橋から写したものです。林の上に見える建物は、地図によれば、「畜産飼料展示館」だそうです。

(2010年2月13日)。

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