夕暮れの東京タワー

小泉政権時代に自民党に持ち上げられたものの、その後、旧証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われ、2011年4月25日に、最高裁が上告を棄却したため、懲役2年6月の実刑判決が確定する見込みとなり、1か月後にも収監されることになったホリエモンこと、堀江貴文被告が住んでおり、ライブドアの本社がもと入っていた「六本木ヒルズ」の屋上には展望台があります。2010年9月に初めて展望台を訪問した際に、手すりにカメラを乗せて、3秒間くらいの長時間露光で写した写真です。前の日が大雨だったためか、空気がきれいでかなり遠くまで鮮明に見えました。水平線上に見えるのは、房総半島の町の灯りだと思います。東京タワーの右側に見える黒い部分が芝公園と増上寺で、左側に見える白くて四角い広告塔が乗った、比較的低い建物が東京プリンスホテルです。

最近では、東京スカイツリー人気のために、東京タワーの注目度は低下していますが、ライトアップされた姿はなかなかでした。赤い線のように見えるのは首都高速道路都心環状線の一部で、左側が六本木方向、右端の三角の部分が「一ノ橋ジャンクション」で、さらに右側に進むと、目黒、戸越方面に向かい、左上に進むと浜松町を経由して、銀座または羽田・横浜方面に向かいます。

[2015年10月9日追記]上の写真と同じような条件で、長時間露光で写したそっくりの写真が六本木ヒルズの広告に使われました。詳しくは「最近気付いたこと」の「『風景写真アルバム』の『夕暮れの東京タワー』とほぼ同じ方法で写された写真が六本木ヒルズの広告に使われました」という記事をご覧ください。

下の写真は、反対方向の渋谷方面を写したものです。下に見える道路は首都高速3号渋谷線で、中央やや右手の縦のストライプの入ったビル(渋谷クロスタワー)の右前方が渋谷です。3号線はビルの辺りで左にカーブして東名高速道路につながっています。

(2011年5月1日)

「風景写真アルバム」に戻る 最初のページに戻る