2015年6月18日に発売された週刊文春の表紙のイラスト（和田誠氏による）はこのホームページの「『ブルームズデイ 100』をのぞいてきました」というページの写真をそのままイラストにした感じです（下にコピーしました）。ブルームズデイというのは、20世紀を代表する小説の1つであるジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」が描いた1904年6月16日のことで、主人公の1人であるブルームにちなんでブルームズデイと名付けられました。毎年この日は舞台となったアイルランドの首都であるダブリンや世界の主要都市でファンが記念のイベントを開催しています。特にちょうど100年目に当たる2004年には盛大なイベントが多数開催されましたが、そのイベントの一部についての報告がこのホームページです。週刊文春は発売日が6月16日に近かったためこのイラストが使われたようです。
この写真は私が写したものでインターネットや書籍で同じものをみたことはありません（ただし、2010年12月4日発売の、DVDブック・朝日ビジュアルシリーズの月刊『世界の車窓から、No.35 イギリス③・アイルランド』（朝日新聞出版刊）にも同じ写真が載っています。これは朝日新聞社からのご依頼があったためにご提供させていただいたものです。詳しくは、こちらのページをご覧ください）。
この件と直接は関係がありませんが、googleで「ユリシーズ ジョイス」を検索すると、今日現在ではAmazonのサイト2つとユリシーズに関するwikipediaのサイトの後の4番目に上のホームページが登場します（2015年6月22日）。
