本日、Seki Junko さまから、このホームページ、特に、最近気付いたことの
「米国社会のタブー」に対するつぎのようなご意見をいただきました。貴重なご意見ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。以下に全文をコピーさせていただくとともに、最後に私の意見を付け加えさせていただきました。
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タイトル:「アメリカのタブー、を読んで・・・・」
送信時間:2000年7月7日午前2時45分
アメリカのタブーは、キリスト教に対するものだけでは有りません。
国家戦略に関するものも、マスコミは報道できない。(法律で決まっている)
ユダヤ人の悪口も報じられない。(経済界・マスコミは、ユダヤ人が握ってるから…アメリカの放送局・新聞は全てユダヤ系です)
だから、ホロコーストのハッキリした証拠は無くても、誰も何も話題にしない。
あなたの他のページも色々と読ませていただきましたが、内容が薄っぺらです。
物事の裏側にも眼を向けてみては、もっと奥の深い内容になると思います。
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以上が引用です。
以下が私の見方です。
「物事の裏側にも眼を向けてみては」とのご意見ですが、全くその通りです。なるべくそうするように努力しているのですが、「裏側」をご存じのことがあれば教えてください。
「内容が薄っぺら」なのは、なるべく文章を短くしようとしているためという面もあります。私は専門家ではありませんので、完全なものを作るのは無理ですから全体のイメージというか、とっかかりを提供できればいいと考えています。原則としてすべての情報の出所を明記しているのは、もっと深く調べたい方が、簡単に調べられるようにするという目的もあってのことです。
「国家戦略に関するものも、マスコミは報道できない。(法律で決まっている)」というところですが、これは何かの間違いではないでしょうか。アメリカの国家戦略といえば、たとえば先日大きく報道されていた「ヒトゲノム計画」なども国家戦略と呼べるのではないでしょうか。戦略という言葉を、「戦争に関係した戦略」と解釈されているのかもしれませんが、自国が戦争にどのように取り組むかということを自由に報道させている国はないでしょう。日本でも法律で禁止されているはずです。
「ユダヤ人の悪口も報じられない。(経済界・マスコミは、ユダヤ人が握ってるから…アメリカの放送局・新聞は全てユダヤ系です)だから、ホロコーストのハッキリした証拠は無くても、誰も何も話題にしない」という文章は根拠がはっきりしていません。アメリカの放送局・新聞はすべてユダヤ系ですとおっしゃっていますが、どうしてそういうことが分かったのか根拠を示してください。ホロコーストがあったことについては、学校でも教えられているし、普通の人にとっては常識となっています。あなたはなぜ「ハッキリした証拠がない」などと言えるのですか(ちなみに、ホロコーストがあったかどうかという議論や日本の報道機関の自主規制ぶりについては、
問題27(報道)をご参照ください)。
そういえば、ある新興宗教の信者の方が Seki
さまのコメントとほとんど同じ趣旨の、わたしに言わせれば荒唐無稽(こうとうむけい、つまり、ありそうもない)としか思えないことをおっしゃっていたという記憶があります。まさか、Seki
さまはその有力新興宗教の、(知らない人が聞くと学術団体の会員の方であるのかと勘違いしそうな呼び方をされている)信者の方ではないでしょうね。
ところで、
「サメの脳みそ、ノミの心臓、オットセイの…」でご紹介した『噂の真相』7月号によると、田中角栄氏は、その宗教の教祖のことを「法華経を唱えるヒットラーだ」と言っていたそうですが、こうしてみると、その見方は当たっているのかもしれませんね。それと同時に、こんなことを信じている人が日本中に何百万人もいて、政治活動までしているのかも知れないと思うと恐ろしい気がします(2000年7月7日)。
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