最近気付いたことの「Seki Junkiさまのご意見」について、メールを頂きましたので掲載させていただきます。メールをお送りいただいたのは、「なぞらーらんど」（ http://www.popkmart.ne.jp/fuken/? ）というホームページを運営されている「領主」さま（匿名を希望されています）です。貴重なご意見ありがとうございました。
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はじめまして。
田中角栄でサーチをして辿りつきましたXXX（「領主」さまのご本名）と申します。
非常に勉強になるサイトですね。私も見習いたいものです。
さて、メールを差し上げましたのは、Seki Junko さまのご意見と題された文章を拝読したためです。
ユダヤ人の悪口がうんぬんとありますが、私の知る限りそのような主張は事実ではありません。擬似科学批判を行っている以下の本のなかでホロコーストのウソについて論じられております。
『なぜ人はニセ科学を信じるのか ＵＦＯ、カルト、心霊、超能力のウソ』
／マイクル・シャーマー／早川書房／ 1999.2／\2,500
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3abcd2609b0100102a41?aid=p-nazoland00155&bibid=01667826
同書によれば９４年の３月１４日にホロコースト否定論を取り上げたトーク番組も行われたそうです。（ｐ277より）
根拠の無い陰謀論は多そうですね。
面白かったと言う報告を行うだけの積もりが長くなってしまいました。
今後の活躍をお祈りいたしつつ、筆を置く事にします。
ＨＮ：領主
Ｍａｉｌ：nazoland@yahoo.co.jp
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「領主」さま、メールありがとうございました。早速、いろいろな本屋でお勧めの本を探してみたのですが、見つからなかったため、東京・日本橋の丸善本店で注文しました。面白いことが書いてありましたら、ホームページで紹介させていただきたいと思っております。
「なぞらーらんど」（ http://www.popkmart.ne.jp/fuken/? ）には、類書が多数紹介されていますが、ノーベル平和賞を受賞した「核戦争防止国際医師の会」のドイツ支部長の平和運動家で、医学博士でもある
ティル・バスティアン著の「アウシュビッツと<アウシュビッツの嘘>」（白水社）のように、この問題に真正面から取り組んだ本があるとは知りませんでした。この本について「領主」さまは、「日本に南京虐殺否定論者が居るように、ドイツにはナチ犯罪否定グループがある。しかし、これらの政治的意見に事実が合う訳も無く、所詮は事実の捏造によってのみ論証が可能である。例えば再建された収容所の壁に青酸の痕跡が無いことがユダヤ人虐殺にツィクロンＢを使っていない証拠だと言う。アホらしいことこの上ない。が、このような妄想は常に語られてきたし、これからも語られていくのだろう。だからこそ、この様な妄想は批判しつづけることが大事なのだと思う」とおっしゃっています。私も全く同感です。
（2001年7月3日）
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